勤務が午前中で終わった日、帰宅途中に寄り道して中野区立中央図書館を訪れました。
JR中野駅から8分ほど歩いて到着です。
複合施設である「なかのZERO(もみじ山文化センター)」の地下1階と2階にあります。
お腹がペコペコなので、まずは1階奥にある「カフェぐりーん」に直行しました。
先にカウンターで注文・支払いを済ませます。
大好きなホットサンドと紅茶のセットにしました。
(注:メニューは2024年1月現在のものです。)
見晴らしのよい奥のカウンターからは、なんと階下の図書館を一望することができます!
(館内が写り込んでいます…もしNG行為でしたら申し訳ありませんm(_ _)m)
選んだ2種類のホットサンドは千切りキャベツたっぷり、特にキーマカレー入りが美味しかったです。
「チャバタトースト」や「サザコーヒー」も気になるのでまた近々訪れたいです。
「ここって図書館あるのね-。」と他のお客さんが話すのが聞こえました。
複合施設に併設される図書館が近年増えているようですが、大規模な中央図書館(蔵書約49万冊)が併設されているのは珍しいのではないでしょうか?
立地も良く、幅広い層の利用が期待できそうです。
HPを見ると、中野区立の各図書館がそれぞれテーマに沿った「『個性ある図書館』展示 パスファインダー(情報の調べ方案内)」を製作しています。
中央図書館のテーマは「ワークライフ支援」です。
ネットリテラシーやコミュニケーション術など、社会人として身に付けたい知識を得るためのブックリスト、検索方法、外部リンクなど充実した内容です。
仕事が忙しく図書館から足が遠のいている人たちに向けた支援をこれからの図書館はしていく必要がありますが、まさにその意気込みが感じられます。
館内には"X"など各SNSのQRコードの案内があり、情報発信も熱心にされているようです。
自動貸出機、返却機、無人の予約本受取コーナー(板橋区立中央図書館にもありました)もあり、時間がないときも行列に並ばなくても済み便利です。
貸出返却などの業務を機械化することで、カウンターはレファレンスや案内業務等に集中できます。私は隣接区在住で貸出カードが作れるとのことで、どこで作ればよいかキョロキョロしていたら「何かお探しですか?」とカウンターの方が優しく声をかけてくださいました。
今後生成AIがレファレンスできるようになっても、利用者に寄り添い、ケアする司書としての存在はより重要になると思いたいです。
館内に気になるポスターがあり、またいけないかと思いながらも写真を撮ってしまいました…
中野区のキャラクター人形、「中野大好きナカノさん」について、区のHPに次のようにありました。
中野は、あらゆる個性を受け入れるまち。
自分の好きなものを持ち、好きで繋がり、生きている。
ナカノさんは、そんな中野に憧れて、中野にやってきた人形です。
自分が好きだと思うこと以外は、気にしないのがナカノさん。
男なの?女なの? 「気にしたことなかった」。
友だちの数は? 「気にしたことなかった」。
身長は44cm。
書架に座るナカノさんの下には「好きなように生きていれば、たいがいのことは気にならない」とあります。
図書館があらゆる人を受け入れる居場所、避難場所であるだけでなく、好きなことを見つけて自分の人生を力強く生きるきっかけになる場所であればいいなと思います。
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