図書館とカフェと小鳥と

図書館司書資格取得までの記録と図書館やカフェそして愛鳥について

八洲学園大学で図書館司書資格を半年間で取得するまでの道のり ⑤レポート

教科書や参考文献を読み、いざレポートを書こうとしても最初は全然進みませんでした。大学HPからダウンロードできる「レポートの書き方」や図書館でレポートの書き方本を借りて読んだのですが。

インターネット上にレポートの見本として先輩方がアップしていないかひたすら探した日もありました(参考にするだけでなく丸写しした場合は「剽窃(盗用)」行為として処分の対象になります)。

レポートの書き方本などによると、レポートの構造を考えて結論や言いたいことが具体的になってから書き始めることが良いとされますが、いつまでたっても考えがまとまらないため、とりあえずレポートを章立てし各見出しに課題に沿ったタイトルを付けました。

そこからテキストや参考文献を参照しながらとにかく書き進めて自分の考えをクリアにしていきました。途中で方向を見失ったり、方向が逸れたことに気付き何度も書き直したりしたのでそのやり方は効率が良いとは思いませんが、少しでも前に進むことを考えました。

2単位のテキスト科目はレポート2回と科目修得試験あるいはレポート提出が必要です。第1回、第2回のレポートの課題はシラバスに記載されています(科目修得レポートの課題が記載されている科目もあります)。シラバスにはレポート作成にあたっての注意点や字数制限なども記載されているので、じっくりと読むことが大切です。レポート作成中も課題の意図から逸れないように途中で確認しながら書き進めました。

シラバスを読んでもどうしてもわからなかったことが何度かあり、その場合は担当の先生にシステムから質問しました。どの先生も丁寧に答えてくださり嬉しかったです。

また、レポートの作成の順番は、参考文献を図書館で借りたためもあり、できる限り1科目につきレポート2回分を仕上げて次の科目に進みました。

このように最初は苦労しましたが、各科目は関連しているので学修が進むにつれて教科書や参考文献の理解も早くなり、ある科目の教科書や参考文献を別の科目の参考文献として利用できたこともありました。

最初は1つの科目につき教科書を読み始めるところから第2回課題を仕上げるまで2週間以上かかっていましたが、徐々に10日ほどで仕上げられるようになりました。それでも遅い方だと思いますが。

問題意識も自分なりに出てきたので、レポートを書くこと自体が自分の意見を言うことに繋がり楽しくなってきました。結果として、字数制限を超えて再提出になったレポートが1つあっただけで多くのレポートで良い評価を頂くことができました。単純ではありますが、良い評価を頂くとよりレポートを書くことが楽しくなってきました。